
2025年1月24日、井上尚弥選手の4団体統一戦のセミファイナルでウエルター級の東洋太平洋とWBOアジア・パシフィックの2冠王者、佐々木尽選手(23=八王子中屋)と前日本同級王者・坂井祥紀選手(34=横浜光)が対戦しました。
対照的な2人
世界を見据えて爆進中の佐々木選手と海外で長いこと試合を重ねてきたベテラン坂井選手の対戦。
パワーで佐々木選手が圧倒するか?坂井選手が技巧で封じ込めるか?興味深い一戦。
試合前の時点で戦績が佐々木が18勝(17KO)1敗1分け、坂井が29勝(15KO)14敗3分け。
振り回していく佐々木
佐々木選手は序盤から左フックを顔面とボディに叩きつけていきますが、坂井選手はカードしてそれをまともにもらないようにうまく戦います。
しかも守るだけでなく佐々木選手の打ち終わりにジャブやアッパーを繰り出してコツコツとパンチを当てていきます。
自分のスタイルを貫く坂井
坂井選手は相当な数の左ボディをもらっているようにみえましたし、終盤では効かされたようにみえたシーンもありました。しかし、決定的なポイントとなるパンチは決めさせず坂井選手も常にパンチを返し続けて試合は判定となります。
判定の結果、3-0の判定で佐々木選手が勝利。東洋太平洋王座2度目、WBOアジア・パシフィック王座5度目の防衛に成功となりました。
魅力満載だった一戦
ダウンシーンこそありませんでしたが、ボクシングの魅力が詰まった見応えのある素晴らしい試合でした。
ずいぶん前に観た怪物王者エドウィン・バレロと本望信人さんとの世界タイトルマッチを思い出しました。
あの試合もバレロのパンチを本望さんがうまくかわし続けながらパンチを返して感動したのをよく覚えています。
両選手の今後にも注目しています。




