アドルフに告ぐ

アドルフに告ぐ

映画を1本観るよりも見応えがあるくらいの長編作品です。

ある男が知らず知らずに闇深〜い戦時中の厄介な事件の数々に巻き込まれていく。
時代に翻弄されるってこういうことなのか?


1人のチカラではどうにもならないことなんて世の中に山ほどあるんでしょうね。
目をつけられたらどうにもならないことってあるんだろうなと思わされます。
怖い世界です。


「ありきたりの人生なんて面白くない」なんて若い時は思ったけど、
最近は平穏な人生もいいじゃないかと思うようになりました。
それでも生きているとなんだかんだあって、望む望まないにからず平穏なまま過ごせる人生なんていうのものはないんじゃないかとも思います。


子供の頃に初めて「アドルフに告ぐ」を読んだときは戦争前後の時代背景や下山事件のこととか何もわかっていなかった(この作品で知ったことも多い)し、あまり面白いと思わなかった。

20代の頃に改めて読んだときは自分自身の受け取り方がすごく変化していることに驚き、
いろいろな経験をして中年オヤジになった今、もう一度読み返すと新たな気づきがあってまたまたビックリしました。
いい感じで昔の記憶が薄れてきてるので新鮮に感じたのもあると思います笑

そして次に読むときもまた何か新しいことを感じるのかと思うと、
この作品の恐ろしいほどの奥深さを感じます。

さすがは手塚治虫、稀代の巨匠です。

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